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ラフスケッチでOK!既製品にはない「特注金物」をスムーズにオーダーする方法

「既製品だとサイズが微妙に合わない……空間にぴったりの什器が欲しい」 「頭の中にイメージはあるけれど、ちゃんとした図面が描けないから発注できない……」 そんなお悩みはありませんか? 実は、特注金物のオーダーは、皆さんが思っているほどハードル高くありません。 この記事では、金属加工のプロフェッショナルである明朋工業が、ラフスケッチ1枚から理想の金物を作るためのスムーズなオーダー方法について解説します。 なぜ「特注金物」が選ばれるのか?既製品にはない魅力 店舗デザインやリノベーションにおいて、空間のクオリティを大きく左右するのが「金物(かなもの)」の存在です。 既製品のカタログから選ぶだけでは得られない、オーダーメイドならではのメリットがあります。 空間に合わせた「ミリ単位」の調整 「あと1cm狭ければこの隙間に入るのに」といったストレスが一切ありません。 壁から壁へピッタリ渡すハンガーパイプ、天井高に合わせたアイアンパーティション、変形したキッチンカウンターに合わせたステンレス天板など、現場の寸法に合わせてジャストサイズで製作できます。 素材と仕上げへのこだわり 黒皮鉄(くろかわてつ)の無骨な風合い、バイブレーション仕上げのステンレス、真鍮(しんちゅう)の経年変化など、既製品にはない独特の質感を選ぶことができます。これにより、空間全体の「本物感」がグッと高まります。 図面なしでも大丈夫!オーダーの流れ 「鉄工所に頼むなら、CADで完璧な図面を書かなければならない」と思い込んでいませんか? 明朋工業では、手書きのメモ(ポンチ絵)からでも製作を承っています。 Step 1. ヒアリング(ラフ画でOK) まずは「何を作りたいか」をお伝えください。 手書きのスケッチや、Pinterestで見つけた「こんな雰囲気にしたい」という参考写真があれば十分です。「なんとなくの寸法(幅・高さ・奥行き)」も分かれば、よりスムーズです。 Step 2. 現地調査(実測) ここがプロの腕の見せ所です。実際に設置する場所へ伺い、レーザー距離計などで正確に採寸します。 壁の傾きや床の不陸(ふりく:平らでないこと)も確認し、「どうやって固定するか」「搬入経路は大丈夫か」をチェックします。 Step 3. 図面作成・製作・取付 採寸データとお客様のイメージをもとに、弊社で製作図面を作成します。 承認

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【プロが教える】鉄製手すりのサビは「修理」で直る?交換が必要な危険なサインとは

「マンションの手すりが錆びてきたけれど、全交換すると費用が高すぎる……」 「塗装を塗り直しても、すぐにまた錆びてきてしまう。どうすればいい?」 そんなお悩みはありませんか? この記事では、金属加工のプロフェッショナルである明朋工業が、鉄製手すりのサビの危険度チェックと、コストを抑える「修理」という選択肢について解説します。 放置厳禁!交換が必要な「危険なサビ」のサイン 鉄製手すりのサビは、単なる見た目の問題ではありません。進行すると強度が低下し、最悪の場合、手すりが脱落して転落事故につながる恐れがあります。 まずは、ご自身でチェックできる危険なサインをご紹介します。 1. 支柱の根元が痩せている・ボロボロ崩れる 最も危険なのが「根元の腐食」です。雨水が溜まりやすい根元はサビの進行が早く、鉄が腐食して細くなっている(痩せている)場合、本来の強度を保てていません。 2. 手すりを揺らすとグラグラする 手で揺すってみてガタつきがある場合、固定部分のボルトが錆びて緩んでいるか、内部の鉄骨が腐食して破断している可能性があります。 3. 指で押すと凹む、穴が空いている 塗装の下でサビが進行し、鉄板が薄くなっている状態です。穴が空いている場合は、そこから雨水が内部に侵入し、内側から腐食を加速させてしまいます。 実は「修理」で直せるケースも多い 「サビたらすぐに全交換」と考える業者もいますが、実は部分的な修理で寿命を延ばせるケースも多々あります。 修理を選択することで、交換に比べて大幅なコストダウンが可能になります。 表面的なサビや、一部の破損なら「溶接補修」 全体が崩壊していなければ、腐食した部分だけを切り取り、新しい鉄材を溶接して継ぎ足すことで補修が可能です。 特に「根元だけが錆びているが、上部はまだしっかりしている」といった場合、根元の埋め込み部分を斫り(はつり)、新しい支柱を溶接してモルタルで埋め戻す「根継ぎ(ねつぎ)」という工法が有効です。 🔧 ここがプロの視点 塗装屋さんによる「サビ落とし+塗装」はあくまで表面の保護です。 すでに鉄が腐食して欠損してしまっている場合、いくら上からペンキを塗っても強度は戻りません。「溶接による肉盛り」や「鉄板の当て板補強」といった金属加工の技術があって初めて、安全な状態に復旧(修理)できるのです。 修理か交換か、判断に迷ったら コストを

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【用語解説】建築現場の「雑鍛冶(ざつかじ)」とは?具体的な工事内容と依頼のポイント

「次の現場、雑鍛冶(ざつかじ)工事が必要そうだけど、どこに頼めばいい?」 「図面にない細かい金物の納まり、誰かよしなにやってくれないかな……」 そんなお悩みはありませんか? この記事では、金属加工のプロフェッショナルである明朋工業が、建築現場の頼れる存在「雑鍛冶」の仕事内容と、上手な依頼のポイントについて解説します。 そもそも「雑鍛冶(ざつかじ)」とは? 建築現場において、建物の骨組みとなる主要構造部(柱や梁など)以外の、「こまごまとした金属工事全般」を指す言葉が「雑鍛冶」です。 「雑」という文字が入っていますが、これは「雑多な」という意味であり、仕事が雑という意味ではありません。むしろ、多種多様な要望に応えるための広範な知識と柔軟な対応力が求められる、非常に専門性の高い分野です。 大手ゼネコンの現場から個人のリノベーション案件まで、規模を問わず「金属に関する困りごと」を解決するのが雑鍛冶工の役割です。 具体的に何を作る?雑鍛冶の工事例 「鉄骨工事」と一括りにされがちですが、雑鍛冶の守備範囲は非常に広いです。代表的な工事例をご紹介します。 1. タラップ(点検用はしご)・点検口 屋上やメンテナンススペースへ上がるためのタラップや、天井・壁・床などの点検口枠の製作・取付を行います。既製品ではサイズが合わない場合が多く、現場に合わせてオーダーメイドで製作することが一般的です。 2. 手すり・落下防止柵 階段の手すり、廊下の落下防止柵、屋上のフェンスなどです。スチール製だけでなく、デザイン性が求められるステンレス製の手すりなども対応します。 3. 各種下地鉄骨・架台 天井を吊るための下地や、重量のある設備機器を設置するための架台など、仕上げをしてしまうと見えなくなる「縁の下の力持ち」的な部材です。これらが正確に設置されていないと、後の工程に大きな支障が出ます。 4. 現場での溶接・改修 「設計図と現場の寸法が合わない」「急遽、ここに補強が必要になった」といったトラブル時の対応も雑鍛冶の重要な仕事です。現場で切断・溶接を行い、その場で問題を解決します。 🔧 ここがプロの視点 雑鍛冶工事で最も重要なのは「現調(現場調査)」の精度です。 図面通りに製作しても、現場の躯体精度や他の設備との干渉で収まらないことは日常茶飯事。プロの雑鍛冶工は、採寸の時点で「ここは逃げ(余裕)を見て

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